社会正義のキャリア支援ーSocial Justice and Career Guidance

"There are countless ways to be useful and constructive in our society." John D. Krumboltz

パンデミックの時に働くこと

ICCDPP(INTERNATIONAL CENTRE FOR CAREER DEVELOPMENT AND PUBLIC POLICY;キャリア開発と公共政策国際センター)のトップページ、ニューヨークタイムズの記事リンクより(2020/4/20一部紹介)。
https://www.iccdpp.org/working-during-the-pandemic/

『全国の州や都市が学校、会社、公共スペースを封鎖し、州知事はできるだけ限り家にいるように命じた。しかし、多くのアメリカ人は仕事に出続けた。家で働くことができない人は、仕事や収入を失うリスクは冒せないからだ。また、我々の社会の機能に重要な仕事に就いている人もいる。多くの人にとって、どちらも真実だ。日々、彼らはパンデミックの中で生活するという厳しい新たな現実に直面し、自分ができる最善を尽くしている。これは彼らの物語だ。』
https://www.nytimes.com/interactive/2020/04/01/magazine/coronavirus-workers.html?campaign_id=52&emc=edit_ma_20200403&instance_id=17294&nl=the-new-york-times-magazine&regi_id=78268230&segment_id=23739&te=1&user_id=1b18abb5762f5ac5cd67e3ae1f34852a#


パンデミックの時にも社会の機能にとって重要な仕事に就く人々。
(those whose jobs are critical to the functioning of society during the pandemic)
大きな顔写真付きで、様々な職業に就く人々が献身的に働いている物語が紹介されている。


客室乗務員29歳
『先日、2時間のフライトで20回手を洗いました。私の手は手袋なしです。通常、客室乗務員は掃除のためだけに手袋を使用します』
『病院にも手袋が足りないくらいなので、航空会社で足りなくなるのは時間の問題です』
『私たちはサイレントファーストレスポンダーです。私たちはみんなにコーラを提供するためにいるのではありません。そういうサービスはトレーニングの約1%です。警察官、消防士、看護師と同じ訓練をたくさん受けています。私たちは9月11日の攻撃で最初に亡くなりました』
『私は離婚しており、3歳の娘がいます。普段は帰宅したらパパの家に迎えに行きます。それかすぐに連れてきてくれる。今は待つように言っています。』
『まず制服を脱いで洗濯機に入れて2時間の除菌洗濯をします。熱いシャワーを浴びます。着ていなくてもスーツケースから出てきた服をすべて洗濯カゴに入れる。元夫がガレージに車を入れると、娘が腕を伸ばして走って出てきました。私は娘を抱きしめて抱き上げ、会いたかったと伝え、私の腕の中で娘を左右に揺らしながら家の中に入りました。』


フードデリバリーマン31歳
『私が働いている会社は、アプリを使った配達サービスをしています。アプリを開くと、どのレストランから食べ物を受け取るか、送り先の住所はどこかを教えてくれます。』
『でも、コロナウイルスの影響で3〜4時間ごとに違う種類のメールが来ます。"配達物は客のドアの外に置いてください" "体調が悪い時は家でゆっくり休んでください" "手袋とマスクの着用をお願いします。手袋とマスクを持っていない人は、アプリを利用しないでください"。』
『配達員は、手袋とマスクを手に入れるために奔走しなければなりませんでした。どこもかしこも売り切れていた。私は友人に電話した"マスクがある店はないか?"と。』
『誰もが怯えています。人々の目を見ればわかるでしょう。お客さんは私たち配達員を怖がっています。配達の時はお客さんに電話で"メインロビーに着きました"と言います。すると"そこに置いておいてくれ"と言います。多分5分後、私がいなくなったのを確認してから食事を取りに来るのだと思います。』
『私はグアテマラ出身で、17歳でニューヨークに来ました。私が先に来て、3人の兄弟がついてきました。他に5人の姉妹がいて、まだグアテマラにいます。母と父もグアテマラにいます。』
グアテマラでは8時間労働で12ドルです。でも、ここの配達員なら1日120ドルか130ドル。毎月400か500ドルを家に送れます』
『ブルックリンが好きなのは、少し静かでマンハッタンからそれほど遠くないからです。いつも自転車を使っています。車は持っていません。マンハッタン橋を渡れば10分で行けます。あそこは美しい。川の向こうには船が流れていて、時々立ち止まって水の写真を撮るんです。』



他に、食堂長、警察官、ガススタンド店員、養鶏場従業員、食料品店員、学校給食管理者、理学療法士、弁護士、看護師、陸軍軍曹、オフィス清掃人、獣医、葬儀責任者、ホームレス支援者、救急救命員、郵便配達人、消防士、薬剤師の物語もある。

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